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三島由紀夫・文藝別冊(河出書房新社) [評論・思想・哲学]
三島が自殺をしたのは、私が小学校低学年の頃だった。きな臭い事件にがあったことは何となく記憶にある程度で、その後も特に関心を持たなかった。中学・高校の頃に、「潮騒」「金閣寺」が友人たちとの間で話題になった。軍服姿の作家が書いた小説を読むことに、多少の抵抗を感じたが、友人たちとの共通の話題を持つために読んでみて、当時の私は強烈な衝撃を受けた。どちらも、すばらしい作品だった。以降、三島の作品を読み続けたが、三島本人には興味を持たなかったし、彼の経歴なども全く知らないままだった。今思い出してみれば、やっぱり彼の軍服姿に抵抗があったのだと思う。
中年から老年に差し掛かろうという齢になってきたある日、youtubeで三島が英語を話しているのを聞いて、彼から2度目の衝撃を受けた。彼の英語は、上手・下手を超越した、堂々とした立派で素敵なものだった。以降、三島個人にも興味を持つようになり、いろいろな才能・能力に恵まれた天才気質の魅力ある男だと分かった。また、彼のいくつかの考え方には共感できる。この本を通して、三島の会話を垣間見ることはとても楽しいが、彼の知的能力の高さを認識するほどに、自身の貧弱な能力を見せつけられているようで、トラウマになりそうなくらい落胆してしまう。
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ツエねずみ(宮澤賢治) [日本文学]
福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書 [評論・思想・哲学]
本日、入手しました。
まだパラパラとめくった程度ですが、興味深い内容が書かれていそうです。
詳細は、後日報告します。
Krause
金正男と私 金正男独占告白(五味洋治)文芸春秋 [東アジア関連]
呪いの時代(内田樹) [評論・思想・哲学]
「日本辺境論」を読んで、この著者に興味を持ちました。「日本辺境論」は、全てに賛同できるわけではありませんが、「ものを見る視点」について、とても勉強になる内容でした。この「呪いの時代」も同様で、自分の周囲で起きていることに、もう一歩深く踏み込んで考えてこなかったことに、大きく反省させられながら読み進めました。
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無名仮名人名簿(向田邦子) [日本文学]
世界史のなかの満州帝国と日本 (宮脇淳子) [東アジア関連]
決断できない日本(ケビン・メア) [評論・思想・哲学]
暴言疑惑問題のあったケビン・メアの著書。読んでみて驚いたのは、日米同盟および米国視点からみた東日本震災における日本政府・東電の問題をよくまとめていて、分かり易いことです。米国人ということを抜きにしても、彼と米国政府は、とてもよく日本について勉強しているということを垣間見せる本でもあります。紙面が限られている新書であるが故、甘い詰めもありますが良い本だと思います。
この本を購入した理由は、私自身が「多分こうなのだろう」と、震災や日米同盟・日本側の対応について根拠も証拠もなく曖昧に考えていたことを、明確にするためです。そして、明確になりました。具体的に書くと、政府の初期対応・手が付けられなくなってからの対応・日本のマスコミに対する疑問などです。
彼は、この著作の中で、日本に対して非常に厳しいことも述べていますが、誠意が感じられます。書籍の帯には「爆弾告白」とありますが、そのような安っぽいものではなく、日米関係や震災時の事実を知る上でとてもよい新書(ガイドブック)だと思います。
krause
「リーダーの条件」が変わった・大前研一著 [評論・思想・哲学]
3・11震災を含めて様々な予測できないことが起こる今日この頃、企業や政界で求められる人材、活躍する人材も平時とは違ってきていることを肌で感じています。さて、どのような人たちが活躍していくのか、という疑問持っている最中、ちょうど良い題目のこの本を手に取ってみました。興味深い内容もありましたが、それほど目新しいものでもなく、書中で大前が称賛している「メドベージェフ大統領」のポジションは、来年からプーチンに戻りますし、それまでを振り返って日本との外交に成功したとは思えません。第4章の「私がリーダーだったら日本の諸問題をこうこう乗り越える」の中の「食糧価格の高騰」については、興味深く読ませて頂きました。
krause
いま世界経済でおきている大変なこと(増田悦佐) [評論・思想・哲学]
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